アイソカルゼリー レビュー|食欲が落ちた高齢の父に試してみた正直な記録

最近父の食欲が落ちてきた。

「何か食べやすくて、少ない量でもカロリーを摂れるものはないかな。」と考えていたときに「アイソカルゼリー」の存在を教えてくれたのはむっぺさんでした。

高齢のお母さんにAmazonで送っていて、毎日ふつうに食べていると。

それを聞いて早速わたしも試してみようと思いました!

咳と痰が続いて体力も落ちて、食事の量も少なすぎると感じていたタイミングだった父に、栄養補給になるものをいろいろ調べていました。

そこでたどり着いたのが、このネスレの「アイソカル ゼリー ハイカロリー」です。

ただ、いきなり父に食べてもらうのではなく、まずは自分で食べてみることにしました。

わたし自身は食べ物にかなりうるさいほうなので、そこも含めて正直に書きます。

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アイソカル ゼリー ハイカロリーってどんな商品?

アイソカル ゼリー ハイカロリー」はネスレが開発、販売をしている栄養補給用のゼリーです。

見た目の雰囲気としては、水羊羹やゼリーのようなパッケージですね。

少ない量でカロリーを摂れるのが特徴のゼリータイプなので、食欲がない時などに取り入れやすい食品です。

わたしが今回探していたものも、まさにこういうものでした。

項目内容
商品名アイソカル ゼリー ハイカロリー
内容量1カップ 66g
カロリー150kcal
たんぱく質3.0g
12種類
保存方法常温保存
特徴少量でカロリーを補給できるゼリータイプ
アレルゲン(28品目中)乳・大豆 (りんご味・もも味は大豆のみ)
えん下に関する表示えん下困難者用食品・許可基準Ⅱ

1カップ(66g)で150kcalとは

ネスレ公式では、全粥食230gのおかゆ約1杯分と同程度のカロリーとされています。
※出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

150kcalという数字だけで見るより「おかゆ1杯分くらい」と考えると、どのくらいの量なのかイメージしやすいですよね。

しかも1カップは66g。

かなり小さく見えるので、「これで150kcalもあるんだ!」と最初は思いました。

ゼリーだからつるりと食べやすい。でも「食べている」感じもある。

わたしは実際に食べてみて、なめらかでつるりと食べやすく、かといって水分をそのまま飲むのとは違ってちゃんと「食べている。」という感覚がありました。

少ない量でも食べた感じがあるので、食事量が少なくなっている父にこういうものを探していたんだな、と改めて思いました。

また、「アイソカル ゼリー ハイカロリー」は「えん下が困難な方に適した物性を実現したゼリー」として販売され、えん下困難者用食品の許可基準Ⅱの表示許可も取得しているということです。

「えん下」についてはネスレの公式ホームページにとてもわかりやすく説明されています。

※使用にあたっては医師、歯科医師、管理栄養士、薬剤師、言語聴覚士などの指導を受けるよう案内されています。

12種類の味のバリエーションは?

現在販売されている12種類を、わたしの感覚で3つのグループに分けてみました!


フルーツ系:りんご味・もも味

和菓子系:あずき味・きなこ味・黒ゴマ味・黒糖風味味・とうふ味

洋菓子系:プリン味・チョコレート味・レアチーズケーキ味・スイートポテト味・コーヒー味

これだけの種類があると好みによって選びやすく、毎日のデザートに楽しく取り入れやすいですよね。


どこで買える?最初は1個ずつ試しました

最初はいきなり箱買いせず、ドラッグストアで1個ずつ買ってみました。

最初にわたしの味見用に選んだのはこちらの2種類です。

  • プリン味
  • レアチーズケーキ味

オンラインだと何個かまとめて販売されていることが多いので、もし父の口に合わなかったら……と考えると最初は1個ずつ試せるほうが安心だったからです。

実際にわたしが食べてみると、好みが分かれそうだなと思いました。

初めて試すなら、最初からたくさん買わず少量から味を確認する。

今回のわたしにはこの方法が合っていました。

父が実際に食べてくれることがわかったら、Amazon楽天でまとめて買おうと考えて。

ドラッグストアは1個ずつ試せるのがよかったけれど、継続して買うなら金額的にも重さ的にもオンラインでまとめて購入のほうが安くて便利です。

それともうひとつ、実店舗の場合、販売していないお店もありました。

そんな時は、8種類を1個ずつ試せるお試しセットもあります。

「どの味が食べられるか分からない。」という段階なら、こういうセットから始める方法もあります。

まず自分で試食してみた

父に出す前に、むっぺさんと一緒に試食してみました。

口コミを見ていると「独特な後味がある。」という声もあったので正直すこし心配でした。

実際に食べてみると、わたしには確かに独特のえぐみと香りがすこし感じられました。

特にレアチーズケーキ味はそうでした。

ただ、これはあくまでわたし個人の味覚での感想です。

一緒に食べたむっぺさんはそこまで気にならなかった様子でした。

一方でプリン味はしっかりカラメル風味がきいていて、レアチーズケーキ味よりもデザート感がありました。

食感でいうと、つるりと食べられるので、この量で150kcal摂れるというのはとてもいいですよね。

わたし自身は美味しいものへのこだわりがかなり強いので、人より判断が厳しくなっている部分はあると思います。

「そもそも目的は美味しいものを食べることじゃないんだけどね……」

だからといって美味しくなくていいわけでもない。

栄養補給をその人、わたしの場合は父がおいしくできることが目的。

父に食べてもらう味を選んだ

さて、ここからが本番。

父にどの味を食べてもらうかを考えました。

口コミでもよく書かれているように、名前はゼリーだけど実際に食べてみると「甘くて濃厚で、プリンやババロアのよう。」

その感じと相性が良さそうで、なおかつ父の好みを考えて選んだのがこの4種類。

  • あずき
  • チョコレート
  • スイートポテト
  • コーヒー

父は毎日豆を挽いて淹れたコーヒーを、10時と15時に飲む習慣があることから「このあたりの味がきっと合うんじゃないかな。」と予想して。

チーズケーキも父の好物なので最初は候補に入れていたのですが、わたしが食べてみて、そのときはやめておくことにしました。

父に食べてもらった結果

翌日。

父に聞いてみました。

「昨日のデザートみたいなのどうだった? 正直に言ってね。」

すると

「おいしかったよ。甘くてプリンみたいな感じだった。今日も3時に食べる。」とのこと。

よかった!

本当にほっとしました。

少なくとも口には合ったみたいです。

その日の3時にも食べるつもりでいてくれた。

これが今回いちばん嬉しかったこと。

「甘いものが好き」
「コーヒーを毎日飲む」
「プリンやババロア系なら食べやすそう」

そんな父の普段の行動と好みからわたしが選んだのですが、結果として「おいしい。」と言ってもらえました。

カロリーを摂りやすい食品の選択肢がひとつ増えました。

今のわたしにとってはそれだけでも十分です。

実際に食べてみて感じたこと

今回自分でも試食してみて感じたのは、「誰にでも美味しいわけではない。」ということ。

わたしは「すこしくせがあるかな。」と感じました。

でも父は「おいしかった!」と言っていました。

同じものでも味の感じ方は人によって違います。

だから口コミだけを見て「おいしい」「おいしくない」と決めるより、実際に食べる人に少量から試してもらうのがいちばん確実なのかもしれません。

わたしも最初から箱買いしなかったのは正解でした。

父の食事量が減ってきたときに、「たくさん食べて。」と言うよりも「これなら少ない量でも食べられるかな?」というものを探していました。

そして今回分かったことは、その商品がどういうものかということだけでなく「本人が食べてくれる味かどうか」がかなり大事ということでした。

こんな人に

今回実際に試してみて、「アイソカルゼリー ハイカロリー」はこんな人に検討しやすい食品だなと思いました。

  • 高齢の家族の食事量が減ってきて、何か食べやすいものを探している。
  • 少ない量でカロリーを摂れる食品を探している。
  • 水分ではなく、ちゃんと食べた感覚を大事にしてあげたい。
  • 栄養補助食品でも、できればデザート感覚で食べられるものを探している。

味の好みはあるかもしれませんが、甘いものが好きな人にはとくに受け入れやすいんじゃないかなと思います。

その後も食べてもらうことにした

今回のことでよかったのは、「とりあえず食べてくれた。」ということだけではありません。

父自身が「今日も3時に食べる。」と言ったこと。

食欲が落ちているときは、何を出されても食べる気になれないことってあると思います。

こちらが「これなら食べてくれるかな?」と考えて用意したものを、本人がまた食べようと思ってくれたことが嬉しかった。

残りの味についてもしばらく様子を見ながら食べてもらおうと思っています。

どの味が一番食べやすかったのか。

どの味なら続けて食べてくれるのか。

そこはもう少し実験してみないとわかりません。

店主メモ

食欲が落ちてきた親に、いったい何を食べてもらったらいいんだろう。

ここ数日はそればかり考えていました。

自分でも試食して。

むっぺさんにも感想を聞いて。

父が食べられそうな味を考えて。

それからようやく出してみた。

「おいしかったよ。」

と言ってもらえたときは本当にほっとしました。

何か劇的なことが起きたわけではありません。

ただ「これなら食べてくれるというものがひとつ増えた。」というだけ。

でも今のわたしにとってはその「ひとつ」がかなり大きい。

今回はそんな小さな実験の記録です。

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