
昔から音に敏感でした。
クラクションやオートバイ、工事の音。
それだけじゃなく、ずっと聞こえてくる話し声やテレビの音でも疲れてしまう。
数年前からは父と母の耳の聞こえが悪くなり、家のテレビの音量も、更にはふたりの会話の声もかなり大きくなっていって…
母の難聴をきっかけに「ストレスが耳に影響を与えることもある。」ということを知り、ストレス耐性の低いわたしはより一層「自分の耳も守らないと。」と思うようになりました。
昔ながらのスポンジの耳栓も使ってみたのですが、毎回縮める手間と完全に音が遮断されることが不便で続かず。
そこで聴覚過敏向けの耳栓を調べてたどり着いたのが、この「Loop Engage 2 Plus」でした。
会話など必要な音は残しながら、周囲の雑音をやわらげる耳栓です。
※以下は、わたし自身が実際に使って感じたことをもとにした個人的な感想です。使用感には個人差があります。
Loop Engage 2 Plusってどんな製品?
ベルギー発のイヤープラグブランド「Loop」のEngageシリーズ。
一般的な「できるだけ音を遮断する耳栓」とは少し違う
周囲の雑音を抑えながら、会話など必要な音は聞き取りやすくすることを意識したモデル。
わたしが惹かれたのもまさにこの部分。
全部聞こえなくするのではなく、聞こえてほしい音は残して疲れる音だけ少し遠ざけたい。
そんな使い方ができそうだったからです。
「Engage 2 Plus」は、会話をしながら騒音だけを軽減できる設計で遮音レベルは16〜25dB。
16~25dBというのは、付属のLoop Muteを装着すると+9dB遮音レベルを上げることができるためです。
会話モード(16dB)と遮音モード(25dB)を使い分けられます。
どんな人におすすめ?
現在Loop公式では「Engage 2 Plus」を、こんな方におすすめのイヤープラグとして案内しています。
Loop Engage 2 Plusのスペック
まずは購入前に気になるところをまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | Loop Engage 2 Plus |
| 用途 | 日常生活・会話・社交の場など |
| ノイズ低減 | 16dB(SNR) |
| Loop Mute | 追加で9dBのノイズ低減 |
| シリコンイヤーチップ | XS・S・M・L |
| フォームイヤーチップ | S・M・L |
| ケース | キーチェーン付きキャリーケース |
| 再利用 | 繰り返し使用可能 |
| 公式価格 | 6,890円 |
| 保証サービス | 購入日から2年間 |
| 返品保証 | 30日間返品OK |
Loop公式の商品ページでは「Engage 2 Plus」のノイズ低減は16dB(SNR)、Loop Mute装着時はさらに9dB低減とあり、個人的には「耳栓=完全に無音」というイメージではないと考えたほうが、「Engage 2 Plus」の特徴はわかりやすいと思います。
実際に使ってみて

わたしがおもに使っているシチュエーションはこの4つ。
家で使うと気になる生活音が少し楽になる
家では両親のテレビの音や会話の声が気になるときによく使っています。
父と母の耳の聞こえずらさもあり、家の中のテレビの音量は以前よりかなり大きくなりました。
それだけでなく、1階で話している声が2階のわたしの部屋まで聞こえてくることも多くなり、精神的に疲れている日はそれだけで消耗してしまいます。
そんなときに「Loop Engage 2 Plus」を着けると音が少しやわらいで気持ちにも余裕ができます。
タイピングの練習をするときにも使っています
今のわたしの日課、タイピング練習をするときにも欠かせません。
生活音やテレビの音が気になりにくくなるので以前より集中しやすくなりました。
「完全な無音にして集中する」というより、周りの音にいちいち意識を持っていかれないようにする、という感じです。
わたしの場合はこの使い方も結構気に入っています。
タイピング練習中のデスクまわりについてはこちらです。
外出先でも使いやすかった
外出するときにも使っています。
人混みやざわざわした場所で気持ちが落ち着かない日は、このLoopを着けて出かけることもあります。
かといって全部の音を遮断してしまうとかえって不安になるのですが、この「Loop Engage 2 Plus」はそういう場面でも、「必要な音を残しながら周囲の音を少し抑える。」という使い方ができます。
※使用感には個人差があります。こちらはわたしの個人的な感想となります。
父の入院先でLoop Engage 2 Plusを使ってみた
これはわたしの中で「Engage 2 Plus」を使っていて、印象に残っている出来事です。
父が庭の木の剪定中の事故で入院することになり、何が起こるかわからない状況の中わたしが中心になって動いていた時期です。
病院へ行って担当の医師や看護師さんからの説明を聞いたり、こちらからも質問したりしなければならないことがたくさんありました。
病院は静かなようでいて実際にはいろいろな音があります。
人の声、廊下の音、周囲の話し声など。
当然その頃は心がざわざわして気持ちもかなり落ち込んでいました。
そのときもこのLoopの耳栓を着けて病院へ行っていました。
看護師さんとの会話はちゃんと聞こえる。
でも周りのいろいろな音は少しやわらいでくれる。
それだけで、ほんの少し気持ちが楽になりました。
何が起こるかわからない不安の中、周りの音まで全部そのまま入ってくるのではなく、余計な音が少しだけ遠くなる。
それだけでも心がすこし楽になって、聞かなければならない説明には集中しやすかったんだと思います。
あのときのわたしにとってこの耳栓は
「音を小さくしてくれる耳栓」ではなく、周りの音を少しだけ整理してくれる「強い味方」でした。
もちろんすべての人が同じように聞こえるとは言えません。
ただ、わたしにとってこの出来事が
「必要な会話をしながら、周囲の音による疲れを少し減らせる。」
というLoopの特徴をいちばん実感した場面でした。
会話はちゃんとできる
このシリーズの一番気に入っているところは「会話は普通にできる」こと。
近い距離なら着けたままでも普通の声で会話ができるので、慣れてくると「耳栓をしている」という感覚があまりありません。
完全に音を遮断する耳栓とは違って、必要な音はちゃんと届きます。
もちろん耳栓をしているので「何もつけていない状態とまったく同じ」というわけではありません。
それでも私が求めていた「周囲の音は少し減らしたい。でも会話はしたい。」という使い方には合っていました。
Loop公式も「Engage 2 Plus」を、会話を意識したモデルとして案内しており、耳栓特有の閉塞感を抑えながら会話をしやすくする設計としています。
もっと遮音したいときはLoop Mute


Engage 2 PlusにはLoop Muteというアクセサリーが付いています。
これを装着するとさらに遮音性が上がります。
公式では、Loop Muteによってさらに9dBのノイズ低減が可能とされています。
わたし自身日常的にそこまで強く音を抑えたい場面は多くなく、逆に聞こえなさすぎることにストレスを感じることもあるタイプなので、「普段はMuteなし、本当に必要なときだけMuteをつける。」そんな使い方になっています。
Muteがあると、その日の状況(わたしの場合おもに気持ち)に合わせて調整できるので便利です。
ここも「Plusを買う意味」のひとつでした。
わたしの体感では、上の写真右の黒いフォームタイプのイヤーチップに「Mute」の組み合わせが一番遮音性を感じました。
さらに強い遮音性を求める場合は「Loop Dream」や「Loop Quiet 2」という選択肢もあります。
逆にMuteが必要ない場合は「LoopEngage 2」という選択肢もあります。
金額的にも公式通常価格で1,600円ほどの差があります。
イヤーチップは2種類4サイズ|左右で違うサイズを使用

サイズ感
サイズが心配でしたが
これだけ付属されているので安心でした。
実際わたしは左右で違うサイズを使っています。
シリコン製イヤーチップで左耳はS、右耳はMです。
シリコン製とフォーム製の違い
このふたつの違いは着け心地と聞こえ方かなと思います。
デザインも気に入っています
デザインもお気に入りです。
カラーはわたしは「Rose」を選びました。
クリアな優しいピンクで耳に着けていても目立ちすぎません。
カラーは全4色。
Clear / Dusk / Green / Rose
わたしは耳栓を日常的に使うので、見た目が好きというのも意外と大事でした。
📝店主メモ

昔は耳栓をすることに少し抵抗がありました。
家族がいるのに耳を塞ぐのは悪いことなんじゃないか、と。
でもLoopは違いました。
呼ばれたらちゃんと聞こえる。
必要な会話もできます。
それなのに、ずっと聞こえてくるテレビの音や生活音だけが少しやわらぐ。
去年、父の入院で何が起きるかわからない状況にいたときも、病院で必要な話を聞きながら、自分の周りの音を少しだけ減らすことができました。
わたしにとってこの耳栓は「音を消す耳栓」というより、
必要な音を残しながら、疲れてしまう音だけを少し遠ざけてくれる道具。
「家族を遠ざける」のではなく「自分を守る」道具。
音に敏感なわたしにとって、今では手放せない存在になっています。
※この記事は私が実際に使っている商品の感想をもとに書いています。情報は購入時点のものです。